CraftRobo

CraftRoboの使いこなしノウハウ大公開

セットアップ

Illustratorのプラグインは要注意!

R5042290.jpgドライバーに関しては製品名で検索してインストールしたので問題なかったのですが、Illustratorから出力するためのプラグインでちょっと迷いました。

プラグインの名称は「Cutting Master2 for Craft ROBO」と言うのですが、単に「Cutting Master」とかで検索すると、CraftRobo非対応のその他のGRAPHTECのカッティングマシーン用のものが出てきてしまいます。見た目は全く変わらないのですが、製品名を選択するところに今回購入した「CC330-20」が表示されず困ってしまいました。結局CraftRoboのホームページからダウンロードページへいくことで「for Craft ROBO」が付いているものが見つけて一件落着でした。

「ダイシアリ」「ダイシナシ」をしっかりチェック!

R5042293.jpg紙を完全に切り抜いてカットするためには、カットしたい紙を透明の下敷き(糊付き台紙)の上に張って加工します。

この台紙の役割は、大きく2つあり、一つは紙を切り抜く場合にCraftRobo本体を傷つけないようにすることと、もう一つはA4よりも小さな紙をカットできるようにすることです。
台紙にはかなり大きい余白があり、本体に台紙の「アリ」「ナシ」を設定することで余白の分をちゃんと計算してくれる優れものです。

ところが今回、本体のボタンを誤操作で押してしまいうっかり台紙の「アリ」「ナシ」を切り替える失態を演じてしまい、大事な台紙にカッターの痕が無残に残ってしまいました。。トホホ
最初は何が起こったのかまったく分からなかったのですが、まさかこんなところに設定があるとは・・みなさんも注意しましょうね。

台紙のダイジな話
台紙を使ってカットをすると結構くっきりとカットしたラインが残ります。大切な人に「LOVE」などとカットしてプレゼントすると、いつまでも忘れられない思い出になりますので注意しましょうwww




イザ! カッティング

用紙の選択は台紙との相性で決まる!

ほとんどの場合は台紙を使って加工することになります。そのために用紙の選択はカッターとの関係よりもこの台紙との相性によって決まると言ってもいいほど癖があります。

相性とは、「くっつきすぎず、離れすぎず」というもので、インクジェット用の一部の用紙では裏表が貼りあわせてあり加工後に部品を剥がそうとすると紙の一部が台紙側に残っとしまったり、そこまでヒドクならなくても粘着が強すぎて剥がすときに紙がカールしてしまうこともしばしば。
また当然紙がザラザラしすぎていたり、張りが強い紙などは加工途中でだんだん剥がれてきてしまい、最後はカッターユニットに引っかかってクシャクシャになってしまうなど色々なことが起きました。

下の写真は、紙が台紙に残ってしまい粘着力が失われてしまったものを復活させるためシャワーをかけているところです。十分に水をかけてホコリや紙を優しく取り除いて、風通しの良いところにしばらく干していると、なんと新しい台紙を買わなくてもほぼ最初の美しさと粘着力が復活しました。

まだ一度しか洗浄していませんので今後数回のシャワーを行ったっ結果、粘着力がどうなるかについては追ってレポートしたいと思います。

ここまで切れる!

R5042187.jpgCraftRoboの見た目はちょっと頼りない印象ですが、カットの実力は相当高い。っと言うよりも予想をはるかに超える仕上がりです。

データさえ出来てしまえば後はほんの数分でカットができてしまう感動を一度味わうと、もう昔には戻れません。

この能力を活かして、これから色々なものに活用していきたいと思っています。

来月には、裁縫用の型紙を出力して、縫い目のピッチまでキレイに仕上げる方法を紹介します。お楽しみに!

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